目次
序 章 稲作をもたらした渡来人
第1章 中国人の記録に残る倭
『山海経』に現れた倭/『史記』の燕/
蓋侯王信は酒好き/まだ倭の呼び名なし/
『論衡』に現れた倭
第2章 『三国志』の烏侯秦水と汙国
鮮卑の英雄、檀石槐/汙人(倭人)千余家を捕える/
東西南北250キロメートルの湖/氷結した黄河/
前漢武帝時代の烏侯秦水のさきがけ/光和3年(180)の汙国/
汙人はなんと読むのか/汙人は倭人か/
汙人と汗人の間
第3章 前10世紀の倭人の王の記録
『漢書』の于と『竹書紀年』の于夷/金文に現れた倭人の王、于方雷/
孔子と九夷の関係/古代の于夷半島/
遺伝子が語る日本人の源流
第4章 曹一族の墓から発掘された倭人の記録
倭人字磚が出土した墓の主は誰か/倭人は同盟にやってくるか/
倭人は黄巾と同盟すべきか/汙国の滅亡
第5章 渡来人の数を推測する
百万人の渡来説/縄文時代の人口の調べ方/
弥生時代のはじまり/誰が水田稲作技術をもたらしたか/
弥生人が94%、縄文人が6%/弥生中期の増加率は1%前後/
38,000人の渡来人/縄文系渡来人の存在を示唆するDNA/
東夷がまわりの中国人と違ってみえた訳
第6章 倭人の渡来コース
どこで舟を作るのか/舟の大きさと数/
日本に行くつもりはなかった/揚子江海流の知られざる力/
東シナ海の流況/追い風なしでは24日の漂流/
風力3の海/海難事故率は2割/
第二次渡来も同じルート/もう丸木舟の時代ではない
第7章 朝鮮半島南部に流れついた倭人
韓族の国に流入者多数/倭の乱、韓国の乱/
韓国内の倭と邪馬台国の関係
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